hide
hide
hideのロケットダイブのモノマネ対決をみて
久しぶりにhideを聴き直すと、全然古くない。
ロケットダイブも色々と工夫が詰まっていて、
hideは生粋のボーカリストではないため
音域も狭いし声量もない、
本当ならサビでキーとボリュームをあげて盛り上げたいところを
Bメロと同じ音域のママ盛り上げる工夫が随所に
だもんだから
高い音が出ない人も割とカラオケでhideを歌えるのですが
じゃあといっても、あんな風にカッコよくはならないのですが。
あとはファッション、
ビジュアル系は黒と白と相場は決まっているところを、あのカラフルな「かわいい」ファッションで、
今ではビジュアル系もかわいいセンスは認知されてますが、
当時はカワイイ=ダサい
という感覚だった。
往年のhyde君なんか、今見ると最高にカワイイのですが笑、
ファンがカワイイと鑑賞することはあっても
アーティスト側からカワイイを発信することはなかった。
そんな中でチェック柄のピンクスーツとか
パーカーの裾を手繰って持つしぐさとか
カワイイ=ダサい
の価値観を壊していく
GLAYのジローとか、SHAZNAとか
そのあとカワイイと言われることを嫌がらないアーティストが出てくるのも
hideの影響があった、のではないかなぁ(私見)。
hideのあとも
上手いアーティストやカッコいいアーティストはでてきますが
ファッションや生き方も含めて
価値観を提示できたアーティストはいるのか。
というと
なかなか類い稀なアーティストだった
あれから25年