琵琶 双山敦郎 晴耕雨琵

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映画『ひまわりと子犬の七日間』リトルトゥース必見

『ひまわりと子犬の七日間』

 

8年前の堺雅人主演の、さほどヒットもしなかった邦画なのですが、

ラジオ好きには著名な映画で。

 

オードリー若林君の朴訥な演技と
アカデミー賞でのスピーチの大滑り、
事前にナイナイ岡村さんとスピーチの対策を考えたくだりや、

もっといえば岡村さんの謎スピーチの歴史も含めて

 

全部が最高に面白いのですが、
そういえば映画自体を観てなかったので観る。

 

保健所に勤める堺雅人
娘(十才ぐらい)に子犬の里親探しを手伝ってもらっていて
その娘さんはお父さんは里親探しの仕事をしてる、としかわかっておらず、
友達のお母さんから聞いて父親に反発する

そんな中で母子で保護された犬を
保護期間の七日間で人間への慣らしと里親探しに奔走させる話。

 

犬や猫の殺処分の話で、
最後は、まぁエンタメ映画の中でハッピーエンドにはなるのですが、
割といい映画だった。


若林君の演技は、東京から来たヤル気の無い若者で、
ハマっているとこもありつつ、

 

 

しかし、
里親探しを子どもに手伝ってもらうのは、
さすがに酷というか、
年齢や大人度にもよるんでしょうけど、自分が見つけられないときは死ですから、
それを抱えられる年齢まではやらない方がよいのでは。

この殺処分問題は、「解」はわかっていて
ペットショップの廃止
ブリーダーの免許制度
悪徳の「引き取り」業者の摘発

 

これだけ。やるだけ。


が、いろいろと利権が絡む。
ペットショップ業者が全員廃業するので。

 

しかし、イギリスでもドイツでも
ペットが欲しいときは保健所や保護施設に行って引き取るのが原則なので、

それが当たり前になれば、当たり前になるんでしょうか。

 

とニューヨークシティボーイを聴きながら考える。