琵琶 双山敦郎 晴耕雨琵

琵琶プレーヤー双山敦郎のブログ

ライブインブルネイ方式の浄瑠璃 withコロナにおけるエンターテインメント業界

コロナ期のエンターテインメント業界

 

前の記事で書いたブンデスリーガ方式だと


・試合前1週間は各自が隔離で検査、
・シーズン中はチーム内で共同生活
・一人でも陽性でたら試合中止

 

この条件で無観客試合をやってます。

 

スポーツでなくても、

同じようにやれば、
バンドも歌舞伎も能もできそうです。

 

更に、これ無観客じゃなくても、
ヒト家族とか、
同じように隔離共同生活を送ってきたコミュニティなら観覧できるのではないか。

 

というのも、
無観客は辛いのです。


演者が辛い。観客がいなくても話し続けたり、演奏し続けるのは、
一人のラジオパーソナリティ的な才能が必要というか。
伊集院光的能力が求められる。

 

なので、一家族でも観る人がいると少しでも違う。

 

そのヒト家族の観覧チケットは、
それこそ高額でもペイする。

 

マイケルジャクソンのヒストリーツアーで、
ライブインブルネイ、というブルネイ公演があるのですが、

マイケルファンのブルネイ国王が全額負担したんですよ。

 

まぁライブインブルネイはスタジアムだったので
もんのすごい費用だったのですが、

エッグマンぐらいのライブハウスなら、
ブルネイ王室でなくても買える。

 

というか、チケットで全額ペイしなくてもよいのです。

 

ライブができないことは、二つの意味があって、
公演収入がないこと、

コンテンツが作れないこと、

 

いまアマゾンプライムやネットブリックスが好調ですが、
それは過去のコンテンツを消費してるだけなので、

コロナ下で新しいコンテンツが作れないと、やがて詰む。

 

なので、多少赤字でも
コンテンツ作成のために、
ブンデスリーガ方式とライブインブルネイ方式を組み合わせる。

 

 

すると、
コンサートに行くことが、
ものすごい稀少なことになる。

 

まぁ、よく考えたら、
モーツァルトの時代も、
大名が能や薩摩琵琶を聴いていた時代も、

リアルで音楽を聴くことはものすごい稀少なことだったのです。

 

そんな時代への回帰に、なる、のか。